《神威脇地区》奥尻ワイナリー代表/菅川仁さん
インタビュー第二弾は、神威脇にある奥尻ワイナリーの代表を務める菅川仁さんです!
①奥尻ワイナリーのワイン作りのこだわりは?
全て奥尻産かつ島で栽培した葡萄のみを使用しているところです。年中作業があり、一年かけてようやくできるワインです。
②ワインを作る上での、奥尻島の魅力は?
離島のワイン作りは、前例がない分難しさがあります。常に塩害のリスクと隣り合わせです。その分他社のワインと差別化が図りやすく、他にないワインの特徴だと思います。
③奥尻島が地中海と全く同じ緯度とのことですが、地中海と共通する点は?
ワイン作りの定説中では、日照量•積算温度•年間気温のプラス値•雨量が重要視されます。その定説に基づき、世界中でワイン作りに適しているとされる緯度があります。その適正緯度に含まれるのが地中海と奥尻島です。
④今後の展望は?
企業としてワインで利益をあげるのは勿論ですが、島内外全ての方に『奥尻島に行けば奥尻ワインがある!』と思ってもらえるような、“島になくてはならない存在”を目指していきたいです。
⑤奥尻島の人口が増えるにはどんなことが必要?
正直奥尻島民の人口減少は止められないと思っています。ただ年間を通して、観光や労働などを目的とした“期間限定で奥尻島にいる人口”を増やすことはできると思っています。
その観光目的の一つとしてワイナリーがあり、葡萄の収穫体験等も企業として行いたいと思っています。一度きりではなく、リターンのある人たちに対する魅力の伝え方をしていきたいです。
ゆっくり“良いところも悪いところも”知ってもらい、また来たいと思ってもらえるような形を作れると良いですね。
奥尻ワイナリー:奥尻町字湯浜
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