《神威脇地区》ゲストハウスimacoco代表/外崎雄斗さん

インタビュー第一弾は、奥尻島の中でも秘境と言われている神威脇で2018年からゲストハウスを営む外崎雄斗さんです。




①ゲストハウスimacocoはどんなことを大切にしている宿?


“イマ、すでにココにある奇跡”を大切にしています。
偶然そこに居合わせて出会った人達の空間、日々変化する夕陽など、二度とない瞬間を共有したいと思っています。



②ゲストハウスをやるにあたり、ここを選んだ理由は?


“縁”です。
僕の父が、現在のimacocoが元民宿時代の常連で、その民宿が閉業する日の最後の客でした。
実はその頃僕は『北海道の自然環境の恵まれたただゲストハウスをしたい。』と考え物件を探している最中で。
宿が閉業する話を聞いた瞬間『呼ばれている。』『自分はここで(ゲストハウスを)やるんだ。』と思いました。
住んでみると発見の連続で、『この地で間違いなかったな。』と思います。具体的には、近くにある温泉、素晴らしい水、ロケーション、夕陽など。海でのアクティビティ(カヤック、SUP等)をするにはとても良い場所だし、離島ならではの静けさ、人通りの無さがまさしく秘境感を漂わせます。人間から離れたような雰囲気など、振り返ってみると全て含め良かったと思います。

③アウトドアガイドとして、奥尻島神威脇の魅力とは?


神威脇という名前は、『神様がいるところ』という意味です。それは『人が住めるようなところじゃない』ということで、『自然の厳しいところ、自然の姿をよく感じられる場所』だと思っています。
名の通り、『海あり山あり厳しさあり優しさあり、素晴らしい景色あり』で、ちょっとドキドキするような自然の猛威を感じられる、非常に良い場所だと思います。

④奥尻島における移住者の増加にはどんなことが大切?


この質問に答えはないと思います。
でも自分に出来ることは、“毎日この地で楽しく過ごすこと”ですね。目の前のお客さんや来てくれた人に自分が感動したことを伝えて、それが共鳴すれば、なにか化学反応が起きるかも知れないと思っています。自然のまだあまり知られていない魅力を掘り起こして、磨き上げて発信していくことと同時に、自分の人間力も高めていきたいと思っています。
『奥尻島の自然がすごく好き。』と感じてもらうことの他にも『奥尻島の神威脇に住んでる外崎雄斗の近くに住みたい。』と思ってもらうことも、自分がしたいことの一つです。

⑤奥尻島神威脇の更なる発展に意気込みを!


直感的に神威脇は、確実にこれからの奥尻島のキーポイントになると思っています。実際にそういう動きも出てきているので。
このカリフォルニアならぬ“奥尻島のウェストコースト”を、移住者のエネルギーで盛り上げたいです。消滅可能性都市北海道ワースト1位の奥尻島で、最初に無くなるであろうと言われている神威脇集落がなぜか若返り、盛り上がっているという話題でザワザワさせたいし、それがストーリーとして面白いなと思っています!

ゲストハウスimacoco:北海道奥尻町字湯浜100

奥尻島移住者インタビュー『住もう奥尻』

奥尻島移住者(Iターン、Uターン、Jターン等)へ、島の魅力や暮らしについてインタビューしています。

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